「不快適ゾーン」が成長をもたらす

「今の快適な状態からあえて抜け出しなさい。」
社会人になった頃、ある社長さんが社員に対してこのように話をしているのを耳にしました。
何を言っているのかその時はよく分かりませんでしたが今となってみると、少しだけ意味が理解できる気がします。

「不快適ゾーン」が成長をもたらす

人間は未知なものに対して、恐怖を覚えます。
快適な状態は、その恐怖がない状態です。
その為、快適で恐怖がない状態からあえて予測がつかない困難や苦労を味あわなくても良い道を選ぼうとします。
例えば、今の生活レベルが5でありそのレベルで快適さを感じているとするとレベル5以下はすべて快適ゾーンです。
しかしレベル6以上となると、未知の世界で、不快適ゾーンになります。
快適な状態を抜け出し、レベル6を目指すには待ち受けている不快適ゾーンに自らあえて足を踏み入れなくてはなりません。

おっくうになりがちですが、この快適ゾーンに居ることは成長や進歩がないことを意味しているのです。
ですから、成功したい人は自らこの不快適ゾーンに足を踏み入れると言われています。
しかし多くの人は、今の快適なゾーンに居たがり今の状態を壊したくないと思ってしまうのです。
でもそんな時には、「快適な暮らしは安心感を与えるものの自分の成長にはつながらない・・・」と思ってください。

人間が成長する瞬間は、快適ゾーンからはみ出した瞬間だと言われています。
不安や恐怖を感じたときには、「自分は今、不快適ゾーンに突入し、成長しているのだ」そう思って、思い切って進んでみましょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！