表現を成功イメージの肯定形に変える練習

潜在意識の特徴の一つにイメージで活動するというのがあります。
人は見聞きした言葉から先にイメージを頭に思い浮かべるのでいったん思い浮かべた
イメージを取り消すことができません。
「赤いサルを思い浮かべないでください」と言われても、真っ先に赤いサルを思い浮かべてしまいますよね？
「いけない」という否定形が続いていても浮かんだイメージを消すことができないはずです。
このように私達は普段から無意識に否定形を使ってコミュニケーションしています。

表現を成功イメージの肯定形に変える練習

あなたも相手にイメージを思い浮かべさせ後から否定形で打ち消す言葉を使っていませんか？
一緒にチェックしてみましょう。
先ずは、家族が朝、車で出勤する父親にかけた言葉の例です。
「交通事故を起こさないように運転に気をつけてね」
気遣ったはずですがこれでは父親は「交通事故」という悲惨な場面をイメージしてしまいます。

「起こさない」という否定形が続いていても交通事故のイメージは消えないはずです。
そこで、「今日も安全運転で行ってね」と言ってみます。

今度は安全運転をイメージすることができ気持ちよく運転できるはずです。
次は、上司から部下にかけた言葉です。
「今日の商談は絶対はずすなよ！」
部下の頭には商談がうまくいかないマイナスのイメージが浮かんだはずです。

潜在意識はその言葉通り商談をはずすかもしれません。
「今日の商談は絶対成約するから落ち着いていこうね！」
そう言われれば部下も商談がうまくいくイメージを無意識に持つことができます。

普段、何気なく使っている否定形の表現は成功イメージの肯定形に変えてみると相手にも良い影響が及びますよ。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！

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