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漢字は書けるのに作文は書けない?

中井隆栄 1dayセミナー

作文が苦手な子たちは、「何を書いていいのかわからない」「書くのがめんどくさい」とよく言います。
漢字の書き取りなら、お手本通りに繰り返せば書けるようになります。
でも、作文にはそのお手本となるものがありません。
作文が上手になるために大切なのは読書であり、いろいろな体験だと多くの人が指摘しています。

 

漢字は書けるのに作文は書けない?

何が言いたいのかを明確にし、人に伝わるように書ける。これが作文の技術です。
この技術を身につけるためには、とにかく書くこと。書き慣れることがいちばんの近道なのです。

まずは、低学年のうちは5行程度の短い作文をたくさん書くようにしましょう。
今日あったことを書き記すだけの5行日記なら家庭でも、すぐにできるでしょう。
何を書いてもかまいません。好きに書けばいいのです。
大切なのは、毎日続けることです!

短作文に慣れてきたら、長い作文を書かせてみましょう。
長い作文の難しいところは、何を書きたいかがぼやけてしまうことです。

そこで、10センチ四方程度のカードを何枚も用意し、そこに書きたいことを片っ端から書き出します。
1枚につき1項目です。
あとは優先順位をつけて、並べ替えたり、捨てたりして書きたいものを明確にしていきます。

つまり文章の推敲なのですが、こうした作業は頭の中だけでは、なかなかできません。
実際にまず書き出してみることが大切です。
書きながら考える、考えながら書く。この繰り返しが思考力を高めていきます。

子供が苦労して書き上げた作文です。
親は一生懸命読んで感想を伝えるようにしてください。
どこが面白かったのか、どこに感心したのか。必ず褒めてあげましょう。
褒められれば、子供は嬉しくなりますし書くのも楽しくなるでしょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

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