地図が読めない脳とナビがいらない脳

女性は地図が読めないとよく言われますね。これは、大脳の働きに関係があります。
女性はどちらかというと左脳系で、男性は右脳系です。

空間認識、地誌的な（現在位置を理解し地図を見る）能力は一般的に男性が優れています。
右脳は空間的な把握、つまり、自分の現在位置を解析するという重要な能力を持っているのです。

地図が読めない脳とナビがいらない脳

現在位置を知るような脳の機能は、「海馬」も関係していることがわかっています。
地図と現在の場所という2つの情報が、空間的な分析を行う頭頂葉を経由して海馬に入り、現在どこにいるかを確認するわけです。
一般的に、女性の脳はそうした「海馬」の能力が弱い構造になっているのです。

車の助手席に座った女性に地図を見て指示してもらおうと思ったところ、要領を得ず、イライラしたという男性ドライバーもいることでしょう。
ですが、狭い車で喧嘩したところで、何の解決にもならないということです。

これは、男女どちらの脳が優れているとか、劣っているとかというレベルの議論ではなく、基本的な脳の構造の違いなだけです。
それに対して、お互いに文句を言い合うのは馬鹿げていると思いませんか。
女性を助手席に乗せたら、地図はさっさとしまって、ナビに頼るか、ガソリンスタンドなどで道を聞くという解決法の方が賢明かもしれませんね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！