目標を下方修正してしまう思考の癖を直す方法(2)
昨日は、目標を立てる時には、根拠と自信が大切であることをお伝えしました。
今日は、2つ目のパターンについて紹介していきたいと思います。
2つのパターンは、「恐怖とデメリットがあると、目標達成を避けようとしてしまう」ということです。
「1000万円を達成すると失う物がある」という恐怖がある場合、目標達成を避けるパターンが多いのです。
目標を下方修正してしまう思考の癖を直す方法(2)
例えば、今、一生懸命毎日セールスして、ギリギリまで頑張って600万円に届いたとします。
「このまま1000万円に到達しようと思ったら、家族と過ごす時間が無くなる」
「寝る時間が無くなる」
「これがずっと続いたら病気になる」というような恐怖が出てくることがあります。
潜在意識は当然、生存本能と直結しているので、命を守ろうとします。
目標達成することが健康に悪いということが分かっていたら、やっぱり、達成しないようにコントロールしますよね。
目標を立てたけれども、それを達成することによって何かを失う、自分にデメリットになるようなことが無いかどうか考えてみてください。
多分、どちらかが当てはまっていると、目標を下方修正してしまうのです。
例えば予算を立てる時でしたら、具体的な行動と結びつかないと売上が立ちません。
この予算の立て方が、自分の実際の行動としっかり結びついて、自分にはできるという自信がどのくらいあるかですよね。
結局、動かないと結果は出ませんから、そのあたりのことを、まずはしっかりと作ってみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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