アイデアは記憶のストックで決まる
世の中では、本当にオリジナルと呼べる商品やサービスは、ほとんど出尽くしていると言えます。
だから、新しい商品の企画を立てるときに、「今までにない、全く新しいものを作り出そう」とか「誰も作っていないものを創造しよう」と意気込んでも、よほどの天才でもない限り、現実は不可能に近いのではないかと思います。
新しいアイディアを生むためには、すでにあるものの「足し算」か「引き算」であることを認識することです
アイデアは記憶のストックで決まる
例えば、カメラ付き携帯電話は、携帯電話+デジタルカメラ=カメラ付き携帯電話という「足し算」のアイディアで開発されたものです。
逆に「引き算」のアイディアでは、
・現在の携帯電話―余計な機能=シニア向け携帯電話となります。
様々な機能がつきすぎて操作が煩雑になった携帯電話から余計な機能を引いて、可能なだけシンプルな操作に制限するといった逆転の発想です。
人間のアイディアは、「今まであったもの」の記憶の組み合わせです。
記憶の中にあるものを足し引きしてしかアイディアは生み出せないのです。
普段から記憶のストックをいかに増やしていくのかが重要になります。
そのストックが少ない人はアイディアが浮かびません。
意識して、自分の記憶のストックを増やしていくこと。これが企画力を高める1番の近道なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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