夢が形を変えて実現する

夢が形を変えて実現したという経験をお持ちですか？
例えば、歌手になるのが子供の頃からの夢だった人が、歌手にはなれなかったけれどレコード会社の営業マンになったとか、女優になるのが子供の頃からの夢だった人が、芸能プロダクションのマネージャーになったり、一見、自分の夢をあきらめて第2・第3の人生を選択したように見えますが、よくよく考えてみてください。
営業マン、マネージャーになった人たちは、子供の頃から、なぜ、そのようになりたかったのでしょうか？
それらの仕事がスター性のある光り輝く仕事だからでしょうか？
では、同じスターでも、なぜ彼ら・彼女らは歌手・女優という違う選択をしたのでしょうか？

夢が形を変えて実現する

子供ですから、年収がいくらもらえる仕事であるとかは考えていないはずです。
彼ら・彼女らはその職業の本質的な性格にあこがれ、共感しているのです。
歌手であれば「音楽を通じて人々を感動させたり勇気づけたりする」ことかもしれませんし、女優であれば「演技を通じて人々を感動させたり人生の目的を教える」ことかもしれません。
もし、あなたが歌手になりたいと思っているとしたら、歌手だけに絞り込むよりも歌手にかかわりのある仕事を選ぶと、ライフワーク（天職）に近づけるかもしれませんね。

歌手は「音楽を通じて、人々を感動させたり、勇気を与える」ために、その目に見える形として歌を歌い、人々にメッセージを伝えるのです。
子供のころは目に見えるところしか認識できないので、本質的には「音楽を通じて人々を感動させたり勇気を与えたい」と思っているのですが、「大人になったら歌手になりたい」という表現しかできないのです。

ちなみに私の幼稚園時代の夢は「オーケストラの指揮者になること」、小学生時代は「考古学者になること」、中学生時代の夢は「ミュージシャン（ベーシスト）としてレコードを出すこと」、高校時代の夢は「ミュージシャン（ヴォーカリスト）として大会場で満員のライブをやって、それをビデオ化すること」、大学時代の夢は「商売を成功させて、オーナーとして会社を経営すること」というものでした。
大学時代の夢以外は、そのままでは叶いませんでしたが、形を変えてそれぞれ実現しました。

大学時代の夢は約15年かかりましたが、文字通り叶いました。
夢が叶わないのは、あなたがその夢をあきらめた時だけです。
あなたの夢はあなたがあきらめない限り、時間がかかるかもしれませんが、また形が少し変わるかもしれませんが必ず叶うのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！