フロントセミナーの最適な告知スケジュール
セミナー参加者を募集するにあたって、まずはフロントセミナーを開催しますが、このフロントセミナーをどのようなスケジュールで行うかによって、本講座への成約率が変わってきます。
では、どのようなスケジュールが好ましいのでしょうか。
フロントセミナーの最適な告知スケジュール
まず、フロントセミナーを企画する際、一番重要なのが本講座の定員を何人くらいにするかということです。
最終的に5人集めるのと30人集めるのとでは、集める数が6倍になりますから、かかる手間や人数が全く違ってきます。
例えば、6人から10人くらいを最終目標と設定したとしましょう。
次に、フロントセミナーは1回あたり何人くらいを定員にするかを考えます。
こちらも6人から10人を想定したとします。
次にコンバージョン率(成約率)を考えます。
これまで、実績があれば何%くらいのコンバージョン率なのか、まだ実績がなければ、感覚的に何%くらい
あるのかで予測を立てます。
成約率が30%ということであれば逆算をして何回フロントセミナーを開催しないといけないかがわかりますね。
最低の人数が6人として、30%ですから、1回あたり2人が制約してくれるということになります。
ですから、同じ6人のセミナーを開催すると、3回フロントセミナーを作らないといけませんね。
予定より増えても構わないということであれば、もう1回、予備日を作っておいて、初めから4回でやってもいいでしょう。
そして、最終のフロントセミナーから本講座まで、最低でも2週間くらいはないと申し込みにくいと思いますので、締め切りが開講の2週間前までに4回開催する、もしくは予備日にするという前提であれば、1週間おきくらいに開催するのがベストでしょう。
フロントセミナー募集スタート
↓(期間:2週間)
フロントセミナー4回開催
↓(期間:1週間×4=4週間)
フロントセミナー終了(本講座2週間前)
↓(予備・準備期間:2週間)
本講座開講
(合計8週間の期間がかかります)
上記のように約2ヶ月前から募集をスタートさせるというスケジュールの組み立てが理想的です。
ポイントとしては、開講の2ヶ月前くらいに告知の1回目が出て、募集が受けられるような状態にして、すべての日程を出しておくことです。
後から軌道修正もできますし、逆に嬉しい悲鳴でたくさん申し込みが来た時に、途中で2クラスに増やすということも考えられますからね。
まずは、やってみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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