右脳タイプは本当に天才なの?
能力開発=右脳の潜在的能力の開発であると思われる方も多いと思います。
確かに突出した能力を示すサヴァン症候群では、右脳の能力が異常に優れているケースが多いようです。
しかし、一般的に天才と呼ばれる人、例えばIQが異常に高い場合などは、右脳だけの能力では説明できません。
右脳タイプは本当に天才なの?
左脳系の論理思考や数学的能力が優れていなければ、IQテストではいい成績が取れないでしょうから、右脳タイプが天才とは言えないでしょう。
では、なぜ右脳が優れていることが天才の条件のように言われるようになったのでしょうか。
それは、右脳の能力自体があまり評価されてこなかったという歴史が関与しているようです。
事実、実社会で活躍するための総合判断能力や直感というものは、左脳の数値的な価値判断では出しにくいものです。
バランスの良さこそ社会へ出て行って成功する能力でもあります。
芸術家ならともかく、会社経営能力では左右の脳のバランスが取れて、直感と論理的思考をうまく使いわけができることが必要になります。
つまり右脳だけが優れていればいい、というわけではないということなのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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