閉塞感を打破するために・・
現代経営学の父と言われているピーター・F・ドラッカーは、「事業の目的は顧客を創造すること」と言いました。
そして、その目的を達成するためにマーケティングとイノベーションがあると続けています。
高度成長の時代なら、同業他社と横並びでマーケティングやイノベーションを行なっていれば、売り上げを伸ばすことができたでしょう。
閉塞感を打破するために・・
しかし、今はマーケティングがすっかり成熟し、現状維持さえおぼつかない時代です。
多くの企業に閉塞感が漂っています。
この閉塞感を打ち破るヒントは、必ず現場に転がっています。
現場にいる社員がそのヒントに気づけるかどうかが鍵になります。
個人の「気づく力」と、その会社の「組織風土」が大きく影響するのです。
組織風土という視点で組織を分類すると、「業務遂行型」と「問題解決型」の2種類に分けることができます。
「やらされ型」と「自律型」と言った方がわかりやすいかもしれませんね。
どちらが生き残れるか・・・
もちろん「自律型」ですね!
「自律型」は、現場が自分たちで工夫して仕事のやり方を変え、問題を解決していく組織です。
「自律型」と言っても、放任主義ということではありません。
会社には、必ず活動の基盤となるビジョン・理念・目的があります。
それが、末端までしっかり浸透している必要があります。
今の閉塞感を打破するためには、まず、経営幹部は、ビジョン・理念・目的を社員に浸透させることに最大限、力を注ぐ必要があるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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