花瓶のことは気にしなくて良いのよ
「失敗するなんて思わないでください!」
「自分には絶対にムリ、できないなんて思わないでください」
自分が頑張って欲しい相手に対して、あるいはセミナー等でこのように人を鼓舞し、勇気づける言葉を良く耳にしますよね。
確かに、そうか、そう思ってはいけないのだ。自分はできる人間なのだ。と勇気づけられる言葉ではなあります。
しかし、あなたの無意識の部分で何が起きているのかというと、、、
実は逆のことが起きているのですよね。
まずこれらの言葉が耳から入ってきた時、どのように理解しましたか?
失敗してしまうんだ
絶対ムリなんだ
できないんだ
一旦、失敗して、絶望的な状況の自分を思い浮かべてから、それらを全て打ち消す「そうではない」という言葉で全てのイメージを頭の中で消しませんでしたか?
花瓶のことは気にしなくて良いのよ
「言葉はイメージを導くためのトリガーである」という「言葉のトリガー理論」が存在するように、私達は言葉から頭の中にイメージを浮かべます。
脳は聞いた言葉通りにイメージしてしまうため、直後にそのイメージを否定しようとしても無意識のうちに、失敗して、できない状況の自分というイメージが刻まれてしまうのですよね。
これは、自分は失敗して、絶対にムリで、できない人間であると、脳にインプットしてしまっていることと同じです。
潜在意識は否定形が理解できないと言いますが、そもそも自分を否定するような言葉は使わない方が良いのです。
失敗しない → 成功する
できない → できる
「自分は成功すると思ってください!」
「自分は絶対にできる、そう思ってください」
これなら素直に成功して、達成しているイメージが無意識にインプットされます。
ですから初めから肯定的な言葉を使うようにするのが一番良いのです。
「花瓶のことは気にしなくていいのよ」
(映画マトリックスで、オラクルが初対面のネオに言うセリフ)
「例のことは忘れてね」
言われると余計に気になってしまう言葉があるように、全ての言葉はその言葉通りのイメージを導きます。
良い言葉であるのか悪い言葉であるのか、それらを脳は判断できずにイメージしてしまうということを覚えておくと良いかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 報われない状態で努力を続けるか否か?
- NEXT
- 実現可能な売上目標の設定方法とは?