刺激に鈍感だと外向的な人間になる!?
自分の性格が外向性・内向性のどちらであるのか意識したことはありますか?
外向的と内向的の違いは、刺激に対して高反応で敏感であるかどうかということです。
「外向的な人ほど敏感なのでは?」そう思われるかもしれませんが実は逆で内向的な人ほど物事に対して高反応で敏感であり外向的な人ほど低反応でどちらかというと鈍感なのです。
刺激に鈍感だと外向的な人間になる!?
外向的な人は刺激に対する反応が鈍いために大勢の人の前でスピーチしたりパーティでたくさんの人と会話をすることができるということです。
政治家やリーダーシップを発揮する人起業家にも外向的な人が多いといいますよ。
一方、内向的な人は刺激に対する反応が鋭いため大勢の人と交流すると刺激を多く受けて疲れてしまい帰宅したら脳をリセットしたり、クールダウンさせる人もいるほどです。
未知なものに挑戦したり、無理をしたりせずに自分の心の内側に入ることに優れているためアーティストや作曲家、芸術家、科学者に多く見られる性格になります。
このように同じ人間でも性格に違いが出てしまうのは大脳辺縁系にある、「海馬」、「扁桃帯」、「帯状回」、「中隔核」、「視床下部」が反応しやすく、大脳皮質が覚醒しやすくなるかどうかにあります。
内向的な人は、大脳辺縁系が反応しやすいため、刺激から脳を守るために刺激を受けとめまいとし、その結果、内向的になります。
外向的な人は、強すぎる刺激を受けて初めて大脳皮質が覚醒するため常に刺激を受け容れることができるのです。
あなたは外向的でしょうか?内向的でしょうか?
外向的・内向的な人の特徴の一部を挙げておきます。
[外向的な人の特徴]
・すばやく行動・決定する
・一度に複数のことをこなす
・お金や地位などの報酬を求める
・仲間を強く求める
[内向的な人の特徴]
・ゆっくりと慎重に行動する
・ひとつの作業に集中することを好む
・少人数でのおしゃべりを好む
・ひとりの時間を楽しむ
自分の性格の特徴が分かると行動に対する理解が増しておもしろいですよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 意識的に考えず脳の自動的処理に任せる
- NEXT
- 長南華香さん出版記念インタビュー