経営理念の3つのパートを押さえる
今日は、経営理念の策定に困っている方に対して私が普段しているアドバイスをお伝えしたいと思います。
まず初めに、経営理念とは何でしょうか?
経営理念とは3つのパートから成り立っています。
●ミッションステートメント(使命)
●ヴィジョンステートメント(将来像)
●バリューステートメント(価値観)、ですね。
ミッションステートメントは、その事業やその仕事は何のためにやるのか?
という目的で、使命に当たる部分です。
経営理念の3つのパートを押さえる
ヴィジョンステートメントは将来像でミッションが達成できた時に実際のお客さんや自分自身はどうなっているかという未来の目標地点になります。
そして最後、バリューステートメントは価値観です。
ミッションを遂行し、ヴィジョンを達成していく上で自分の中の絶対に守るべき価値観を指します。
この3つが全て揃って初めて経営理念になるのです。
信頼、実績、努力、誠意といった言葉を経営理念で掲げている会社が多いですよね?
でも、これらは全てバリューに当たり、ミッションやヴィジョンが欠けています。
国内に経営学的な考え方が入ってくる前に理念を作った、日本に古くからある会社はその多くがバリューに重きを置いています。
経営理念に必要な、ミッションやヴィジョンを明確に打ち出している会社はあまりないのです。
ミッション、ヴィジョン、バリューの3つを揃えましょう。
そして、3つを言語化するのです。
事業計画書や予算書も大切ですが、ヴィジョンが達成された時のイメージを言語化するなど、漠然とした大きな目標を、具体的で細かいものに数値化、言語化すると脳はより実現しやすくなりますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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