笑顔になると脳の幸せな感覚がアップする

先日、私の母校である同志社大学　経済学部OB東京支部の定例会に参加してきました。
ゲスト・スピーカーで登場したのは、同級生で友人の元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さん。
中井隆栄経営塾の定例会にゲストで来てもらって依頼２年ぶりの再会です。
講演の内容は、大学時代の恩師故　岡仁詩監督のリーダー育成法でした。
岡先生の「自分のミスでトライを取られたら反省なんかするな！反省しても、点数は戻らない。そんな暇があったらどうやったらトライが自分で取れるか考えて自分の力でみんなを巻き込んで点を取り返せ！」という個人の自主性を尊重した明確な指導法が大学選手権３連覇という偉業をなし得た裏にはあったんだな～と、学生時代を思い出し思わず胸が熱くなりました。

笑顔になると脳の幸せな感覚がアップする

懐かしい場所に行ったり懐かしい人に再会すると自然に話もふくらみ〝笑い″が絶えませんよね。
今日のテーマは、その〝笑い″です。
あなたが最近、心の底から笑ったのはいつですか？
少し考えてみてください。
あなたが、お腹を抱えて心の底から笑ったのはいつだったか？

私の周囲にいるある人は、周囲の意見に同調するために作り笑いをしまたある人は、声だけ笑い、表情が笑っていないことに気付きました。
２人とも、どうしても、心の底から笑っていないのです。
でもこの世の中、この２人の様に笑うという行為を久しく味わっていないという人は沢山いると思います。

この笑うという行為、実は、たかが笑いとあなどれないほど私達の脳に影響をもたらしているのです。

その一つに免疫力を高める効果があります。
実際にコメディ番組を見る前と後ではストレスホルモンが減っていることが確認されています。
つまり、笑うことによりストレスが減り元気が出たり幸せな感覚がアップするのです。
一人暮らしの人で家族や仲間と笑い合うことができないような環境にいる人は毎日、笑うことが難しいかもしれませんね。
そんな時は、『顔面フィードバック』という方法を試してみてください。
この方法は、とっても簡単です。
鏡を見て、ニコッと笑ってみるだけです。

それを見て、あなたの脳は「楽しそうだ」「幸せそうだ」と錯覚し過去の楽しかった時の記憶を呼び起こし脳の状態を変化させてくれます。
毎日、心の底から笑うことは大変でも脳は、あなたの笑っている表情を見るだけでも幸せだと錯覚することができます。
脳は、それを見てあなたが幸せだと思う感覚を作りだしてくれるのです。

心の底から笑うことがなくても毎日、笑顔を脳に認識させましょう。
そうすればいつか本気で笑える日が来るのもそう遠くないはずですよ。

今日もよい１日になりますように！