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可塑性が若齢の脳を保持する

中井隆栄 1dayセミナー

脳の特徴の一つである可塑性(かそせい)。
脳を構成する神経とそのネットワークには周辺の状況に応じて変化する可塑性というものがあります。

 

可塑性が若齢の脳を保持する

可塑性は脳の成長、学習、記憶、神経の再生など多くの現象にかかわっていますよね。
例えば、ゴルフを覚えて上達することや、英語を覚えて流暢に話せるようになることなど、学習をして勉強ができるようになることは可塑性のお陰だといえるのです。
その可塑性が発揮されるのが神経細胞と神経細胞のつなぎ目であるシナプスです。
シナプスは、次の神経細胞へ信号を伝える役割を担っています。
シナプスは加齢でも衰えることなく発達する能力を持ち続けますが、よく使えば発達し、使わなければ萎縮する性質があります。

例えばラットの実験で
①通常のケージで水とエサだけを与え続けられた3匹のラット
②様々な遊び道具を入れた大きなケージに、12匹入れられたラット
に分けて実験すると、①のラットの方が若齢から成熟、老齢になるに従い迷路学習の成績がどんどん悪くなるといいます。
それに比べ②のラットは、成績の低下をほとんど見せず、若齢のレベルに維持されていたのです。

仲間同士の付き合いである相互作用や新しい道具など、環境変化に適応するために、脳のシナプスの発達が影響しているのです。
人間の脳も同じで、老齢においても外からの刺激により、可塑性を保持しているシナプスは十分に発達できる可能性を秘めているのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

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