「ピーターの無能力ライン」を回避するには
「ピーターの無能力ラインの法則」をご存知ですか?
少人数で起業した頃は、その頃の自分の価値観やセルフ・イメージが同じ仲間と組んでいたはずです。
しかし、会社の規模が大きくなると、社長のセルフ・イメージは大きく変わっていきます。すると、会社の成長や社長のセルフ・イメージに当時の仲間がついていけないことが多々起こるのです。
「ピーターの無能力ライン」を回避するには
セルフ・イメージが低い時に集まった仲間達が「あの頃は良かった・・・」などとこぼすのはそのためです。
社長は、会社の成長とともに高いセルフ・イメージを持つようになりますが、昔の仲間が同じように高いセルフ・イメージを持つとは限りません。
新規採用社員の方が、会社の成長後に採用しているため、今の会社に合った行動をとれるものです。
「ピーターの無能力ラインの法則」とは、起業当時からの仲間を役員に昇進させて役職を与えると、途端に何もできなかったり何もやらない人になることを言います。
セルフ・イメージが低いままであり、且つ人間の脳は変化を嫌うため「なぜ昔のやり方を変えるのか?」「今さらなぜそんなことをするのか?」と成長意欲がなくなってしまうのです。
そうならないために何をすべきかと言うと、会社のミッションとヴィジョンを社員と共有することです。
経営方針を共有することで、社長が向かっていく方向が明確になり「社長の目指す方向に向かって自分達も頑張ろう」と意欲が出てくるでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
始めに言葉があった?
中井 隆栄
-
習慣化には時間がかかる
中井 隆栄
-
一流になるには一流だと思い込むこと
中井 隆栄
-
リフレッシュしてストレスホルモンを減らそう
中井 隆栄
-
「直感」は正しいか?
中井 隆栄
- PREV
- 人は潜在意識に逆らえない
- NEXT
- 可塑性が若齢の脳を保持する