リーダーの条件、クリアしていますか？

船井電機を創業した船井哲良氏の著書にはリーダーの条件が書かれています。
部下や社員を持ち、リーダーになると誰でも気になるのがこのリーダーの条件ではないでしょうか。

リーダーの条件、クリアしていますか？

船井氏は、まずこのようにおっしゃっています。
「私がリーダーの条件として最初に挙げたいことは、友だちが多いことである。友達が多いということは人の話を聞くことが上手いということである。話し上手というよりも聞き上手。これはリーダーとして必須条件である。」
つまり、聞き上手であり友達がたくさんいることがリーダーとしての第一条件であるそうです。
私も普段から、ビジネスは人間関係そのものでありお金も仕事も人が集まるところに集まるという話をしていますが実際に、人間関係が上手く構築できる人にはビジネスもお金も集まっています。
その人間関係を上手く構築するためには、相手の話を聞く力も、もちろん重要な能力でしょう。
人間関係＝人脈は、一生の財産ですよね。

この他にも、リーダーの条件には「どんなときも平常心」というものがあります。
「儲かっている時に恵比寿さんの顔をして、どん底の時に渋い顔をするようなリーダーは絶対駄目である。良い時も、悪い時も平常心でなければならない。」
リーダーは会社の象徴です。リーダーが機嫌が悪いと、社員にまで必ず伝染します。私も経験がありますが、どうして良いのか分からず、とりあえず静かに見守っているとか今日は社長の機嫌が悪いから、とりあえずそばに寄らずにそっとしておこうという雰囲気ができあがりますよね。
社員が持つ本来の力を発揮できる環境ではなく社長の顔色を伺い、ビクビクしているはずです。このように、リーダーが憂鬱で不機嫌な顔をしていれば周りの社員にも伝わりますし

リーダーの調子が良ければ、部下も調子に乗ってきます。そのためリーダーはどんな状況においても平常心を保つことが大切なのです。
部下はリーダーを見て育つもの。素晴らしいリーダーとの出会いがない部下は部下が本来もっている力を発揮することができないでしょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！