第一印象が後の情報に与える影響

「デザインを気に入ったユーザーは使い勝手も良いと感じる」という研究結果があります。
これは、ニューロサイエンスや心理学に裏付けられていますが、嬉しく楽しい気持ちをもたらすようなデザインによって肯定的な心理状態になったユーザーはタスクを何とか達成する方法を自ら編み出します。
一方、否定的な気持ちになったり不満を募らせたりしたユーザーは最初にうまくいかなかった動作をなんども繰り返しがちなのです。
さて、話は変わりますが、毎日、ネットで閲覧できるウェブサイト。
そのサイトの良し悪しや印象、魅力などを人は何秒で判断していると思いますか?
第一印象が後の情報に与える影響
正解は、1秒に満たない時間です。
1秒に満たない時間でそのサイトが魅力的かどうかを判断しその印象は、しばらく後で閲覧した時の印象とあまり変わらないそうです。
閲覧者にネガティブな第一印象を与えてしまうと取り返しがつかないほど、第一印象で得た情報を基に関連情報を判断しているのですね。
人の心は、一旦ある意見を形成するとそれに合致する情報を疑いなく受け入れ相反する情報を否定するようにできています。
ウェブサイトでも、人間でも、第一印象が大切だということが理解できますね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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