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USPを社員に周知させるには・・

中井隆栄 1dayセミナー

 

USPを社員に周知させるためには、社長自身が腹をくくって「これで行くんだ!」ということを周囲に示すことが何より大事です。

以前、クライアントさんからこんな質問がありました。

社員6人の家電店の社長さんです。

お客様からの喜びの声を元にUSPを作成することにしました。

お客様の声では

「すぐに対応してくれる」
「いつも気にかけてくれる」

という2つの声が圧倒的に多く、この2本柱でやっていこうと、社員に話したところ

一応分かったという顔をするが、腑に落ちていないようだということでした。

 

USPを社員に周知させるには・・

 

このような場合は、個別に6人の社員と何度か話し合いをする必要があります。

いかにこれが大事かという説明をして分かってもらわないといけません。

分かってもらおうと思ったら、質問や意見を言ってもらわないといけませんね。

1対6の場では言いにくいと思いますので、個別に時間を一人ひとり取って、必ず個別にきっちり納得してもらえるまで話をするというのが結論です。

「すぐ対応」ということを店のセールスポイントにしても、忙しくてすぐに対応できないときもあります。

そういう時に、ネガティブな人だったら「お客さんに怒られるんじゃないか」

または
「逆にそういうことで信頼を失うんじゃないか」と思って不安になってしまいます。

それから、「いつも気にかけてくれて嬉しい」これは大変素晴らしいことだと思います。

しかし、その6人全員が顧客のことをいつも気にかけているわけではなく、個人差があります。

そういった部分で、「自分ができていないことを店の看板にされるのはやっぱり嫌だな」と感じることはあるでしょう。

そこは個別に話す必要がありますね。

いかにこの2つの声が圧倒的だったかという集計の結果ですから、その2つをきちんとやってきたからこそ今のお店の売上があって、今のお客様がいて、そして今の仕事があるわけです。

極端な話
「ここをおろそかにしたら、あなたの仕事がなくなりますよ」「嫌だったら辞めてください」と言うくらいの本気の覚悟を見せないと、人には伝わりません。

ですからとにかく「この2本柱でいくんだ」ということを、社長は腹をくくって周囲に示すことが一番大事なのです。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

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