新しい自分のための準備体操
新しい自分になるためには、最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要なのだということを無視して、努力を”均等割り”で考えてしまうとうまくきません。
例えば、あなたは、英語がちょっとだけ苦手だったとします。
そこで、英語をマスターするために、100ページの英語の本を10日で読もうと決心します。
この場合、普通だったら、「1日10ページのペースだな。今日は、最初の10ページがノルマだな」などと考えてしまいます。
新しい自分のための準備体操
しかし、潜在意識は反発して、あなたのモチベーションを引き下げてくるでしょう。
だから、少ないページを丁寧にゆっくり、何度も何度も繰り返して読むのです。
言ってみれば、準備体操のようなものです。
これによって、潜在意識は、“英語が読める自分”という新しい自分に“慣れて”きます。
慣れてることで、安心するのです。
安心するからぐんぐんスピードは上がり、最初のゆっくりしたペースからは、考えられないほどスムーズに読めるようになってくるのです。
なぜこの方法がこれほど効果的なのか?
という潜在意識的な根拠は、潜在意識にあるのですから、当然ながら、英語習得だけではなく、あらゆることに応用可能であるわけです。
スタートは、繰り返して、出来るだけ丁寧にゆっくりやるただこれだけです。
これを心掛けることで、潜在意識の“現状維持メカニズム”をなだめることができるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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