脳は自分の見たいものしか見ない
その昔、ジュリアス・シーザーは、「人は自分の見たいものしか見ない」といったそうです。
「なるほど、その通りだな」と思い当たる人もいるでしょう。
また、私たちはよくビジネスシーンで、固定概念の強い人を「あの人は頭が固い」というように表現します。
シーザーがいったように、人間の脳はそのように主観的な構造になっているものでしょうか?
これは現代の脳科学でもまだまだ謎の領域です。
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しかし、じつは固定概念の形成は、脳にとって必要なことでもあるのです。
脳の重要な機能の一つである「情報処理機能」という観点から見た時、どんどん外から入ってくる大量の情報を、いかに早く処理するのかということが大切だからです。
私たちは固定概念が強いことを悪いようにとらえがちですが、固定概念も生きていくうえで必要なことなのです。
固定概念があるから、外からどんどん入ってくる大量の情報も、素早く処理できるわけです。
さらに「見たいものしか見ない」能力があるから、自分が興味があること、やりたいこと、かなえたい夢にも自然とフォーカスして、それらの情報を一瞬でキャッチし、保存し、意識と行動に移せるように指令できるのです。
潜在意識をうまく使って、“幸せ脳”を作っていくうえで、このことも覚えておきたいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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