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人は「○丸しないで」と言われると、どうしてもそれとは逆のことがしたくなりますよね!?
日本の民話にある “鶴の恩返し” にもそのような一コマがあります。
鶴が娘に化け、老夫婦にこう言います。
「私が機を織っている間は、決して中を覗かないでください」
老夫婦は最初のうち約束を守っていますがとうとう好奇心に負け、中を覗いてしまうのです。
するとそこには一羽の鶴が!
自分の羽を、一本また一本と抜いてそれは綺麗な反物を織り上げていたのでした。
正体を見られてしまってはと娘は老夫婦のもとを去り、老夫婦は、娘も美しい反物も同時に失いまたもとの暮らしに戻ってしまったのです。
これが民話の概要ですが、全てが狂ってしまったのは娘が言った、「決して覗かないでください」という言葉だと思いませんか?

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“人との約束を守らなければ駄目だよ”と片付けられがちですが、脳科学的に言うと老夫婦は“覗かずにはいられなかった”のです。
ここで思い出していただきたいのは潜在意識。
潜在意識は否定形が理解できないのですよね。
「決して覗かないでください」と言われても、頭に思い浮かぶのは「覗く」というイメージのみです。
老夫婦も、覗いてはいけないと言われても考えることが出来たのは覗くことだけ、気が付けば、中の様子を見ているイメージばかり頭に思い浮かべていたはずです。
「赤いリンゴを思い浮かべないでください」
「自分は出来ないなんて思わないでください」
これらの言葉も同じですね。
“鶴の恩返し”は約束を守る教え以外に人の潜在意識の秘密についても語っているお話なのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

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