ディズニーは究極のビジネスモデル(1)
ビジネスモデルの中で、私がもっとも好きなのが「ディズニー・モデル」です。
ディズニーのモデルは、『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか』エイドリアン・J・スライウォツキー著によると、「利益増殖モデル」に当たります。
どういうモデルかというと、1つのアイデア、コンテンツを多角展開するというモデルです。
ディズニーは究極のビジネスモデル(1)
もともとディズニー社は、映画会社ですね。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーなどのアトラクションは全てディズニー映画のキャラクターがモチーフです。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーは遊園地です。
そこには、ミラコスタやアンバサダーなどのホテルが隣接され中にはレストランが入っています。
ホテルで食事をすると、ミッキーマウスが挨拶しに来てくれて、一緒に写真を撮ってくれるというサービスもあります。
舞台でディズニーの演劇を行ったりディズニー・オン・アイスのようなイベントもあります。
また、映画音楽がCDになったり、ラジオやテレビで流れたりすると、著作権料や印税が入ります。
さらに映画がDVDになると、セールやレンタル商品で収益を上げることができます。
テレビで放映したら放映権が入りますね。
そして、何と言っても、キャラクターグッズです!ディズニーランドに行くと、みんなミッキーの耳を付けて歩いていますよね。
このモデルがなぜすごいのかというとディズニーは映画会社なので、良い映画を作ってヒットさせることだけに集中していたら、あとは自動的に多角的に展開されて、売上が上がる仕組みができているということなのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
「ヒット企画連発会議法」とは?
中井 隆栄
-
-
アファメーションは○○○形が効果的!
中井 隆栄
-
-
成功の光の裏にある「シャドウ」
中井 隆栄
-
-
サイトに顔出しすると2倍の差が出る
中井 隆栄
-
-
セールスが20%以上話すと破談になる
中井 隆栄
- PREV
- 中井隆栄インタビュー/人生にかかせないもの【前編】
- NEXT
- ディズニーは究極のビジネスモデル(2)