ディズニーは究極のビジネスモデル(2)

昨日は、ディズニーモデルは、利益増殖モデルであり、多角展開により利益を上げられる素晴らしい仕組みであるというお話をしました。
ディズニー社は、遊園地事業、ホテル事業、レストラン事業、イベント事業、演劇事業、音楽事業、DVDや放映権の事業、そしてキャラクターグッズ事業と、少なくとも、映画が1つ流行ると、それが8倍に展開できるのです。
ですから、映画の製作に多額の投資ができるし、気合いを入れて製作しているということなのですね。
ディズニーは究極のビジネスモデル(2)
そして、このモデルの2番目にすごいところは、どこからでも入れる仕組みになっているということです。
例えば、映画を観に行って面白いと感じた人は、DVDやキャラクターグッズを購入する可能性がありますね。
ディズニーランドにも行きますね。
そして、ディズニーランドに初めて連れて行ってもらって楽しかったという人は、ディズニーの映画も観たいと思います。
1つのコンテンツが多種多様な展開をしているので、どこから入っても、少なくとも1つだけで収まらず、いくつか買ってしまう仕組みになっているのですね。
それからもう1つ、ディズニーが作ったビジネスモデルの凄いところは、皆さんも、お子さんがいらっしゃる方なら、ディズニーランドやディズニーの映画に連れて行きますよね。
皆さん自身も、子どもの時に、ご両親が「ディズニーの映画を観に行こう」と言って、映画館に連れて行ってくれたり、ディズニーランドに連れて行ってくれたりしたのではないでしょうか?
これは「1つのコンテンツが多方面に展開されて、どこから入ってもいくつか買うようにできている仕組み」が、親から子、子から孫へと世襲されていくということなのです。
究極のビジネスモデル「ディズニーモデル」、本当に良くできていますよね。
『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか』には、他にもたくさんのビジネスモデルが紹介されています。
皆さんのビジネスのブラッシュアップのきっかけになれば幸いです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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