変われないのはあなたのせいじゃない！

有名な人の講義やセミナーを聴いて感銘を受け
「よし、明日から自分は絶対に変わるぞ！」「行動を起こすぞ！」と気持ちを新たにする人はたくさんいるはずです。
しかし、意欲満々で帰ってきたのに結局何もできなかった・・・
そんな経験あなたにもありませんか？
それが何回も続くと、結局自分は変われない駄目な人間だ行っても無駄だ、とネガティブな気持ちにさえなってしまいます。
でも、変われないのはあなたのせいではないのです。

変われないのはあなたのせいじゃない！

ではなぜ変われないのでしょうか？
今日、聴いたことを、明日、実践することなど簡単だ
そう思われるかもしれませんが脳は、今日と明日で自分の考えが全く変わることに違和感を抱きます。
つまり脳が、考え方を急に変えないようにと歯止めをかけてしまう性質を持っているのです。
これが脳の「安定化指向」という特徴です。

しかし、脳は全く変われないわけではなく小さく変化することならできる特徴を持っています。
これが「可塑性（かそせい）」という特徴です。
つまり人間というのは安定化指向と可塑性という脳の２つの特徴があるために小さく少しずつなら変わることができるけれども急激に大きく変わることはできない仕組みになっているのです。

急に変わろうとしても変われないのは脳がストップをかけていたからなのですね。
自分の成長や変化を考える上で脳の仕組みを予め知っておく必要があるのはこのような理由からなのです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！