誰も常に監視システムを働かせている
初対面の人と話をすると、緊張したり、この人はどんな人なのかなあと心配し、警戒することがありますよね。
それは、人間の脳には常に3つのシステムが動いているからです。
誰も常に監視システムを働かせている
3つのうちの1つは、エゴイズムといって自分と他人を見分けて認識するシステムです。これが動いているため「自分と他人は違う」と認識することができるのです。
2つ目に働かせているのがモニターシステム。
知らない相手を前に「この人、本当に大丈夫かな?」「ちゃんとやってくれるのかな?」「自分の味方になってくれるかな?」と思ってしまうのは、このモニターシステムが稼働しているからです。
しかし、一旦「この人なら、大丈夫だ」と分かると、3つ目のシステムが動き出します。
3つ目のシステムは、シンパシーシステム(共感システム)と呼ばれています。
シンパシーシステムのお陰で「この人なら大丈夫」と警戒心が解けた途端、相手の良いところや自分との共通点を見つけようとするのです。
人間の脳内では、常にこの3つのシステムが稼働しているため、先ずは、目の前の相手の緊張や警戒を解くよう、モニターシステムをオフにする働きかけをする必要があるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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